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1/永遠

えいえんぶんのいち

2016年、ハマった曲

音楽

 

1月も早半ばですが、発売日、洋楽邦楽問わず2016年にハマった曲をいくつかご紹介。

 

①Nick Hakim / Cold

神々しくてスウィート。サビの盛り上がりがたまらない。

 

 ②Noname / Bye Bye Baby

アルバムTelefoneに収録。全体通してチャカポコしてるリズムがとても好き。Apple Musicの冨田ラボが選ぶ:新世代アーティスト・セレクションプレイリストで知ったアーティスト。彼女についてはこちら渡辺志保 Noname『Diddy Bop』を語るこちらで書かれております。これらの記事によると、リリカルで多感な女の子にしか表現できない内容の歌が多いみたいですね。どこか醒めていて、繊細で可愛らしさのあるサウンドなのも納得。

 

③The Books / Smells Like Content

このバンドの他の楽曲はあまり聞けてないけれど、ダークなトクマルシューゴみたいな感じかな?上がっては下がるといった、ループ可能なフレーズが多く用いられる本曲は、生まれては消えていく、生命の循環を想起させます。死を連想させる生物であるカラスの鳴き声も時折聞こえたり。本能のままに行動したり、置かれている環境に身を委ねている生き物たちを見つめるように、MVの浮かんでは消えるタイポグラフィを見つめてしまいます。

 

④James Vincent McMorrow / Cavalier

空気を含んだ思い詰めたような歌声が低音から高音までとても美しいです…シンプルな構成で静かに始まり、だんだんと盛り上がっていく様に感動。

 

⑤The Internet / Dontcha

今はもう終わってしまった、 Ceroのラジオ、Night Drifterで知ったバンド。渋くてかっこいい。MVもシンプルでありながら、ボーカルのシド・ザ・キッドの中性的なルックスに見入ります。

 

⑥Whitney / No Woman

2016年あまり聞かなかったオルタナティブですが、こちらのバンドは気に入りました。

気負わず、爽やかで美しい。朝の澄んだ空気が似合うバンドです!

MVがキュートな、No Matter Where We Goを貼りたかったのだけど、埋め込みが許可されてなかった。。

 

Solange / Don't Touch My Hair

ソランジュはアメリカ出身のシンガーソングライターで、ビヨンセの妹でもあります。彼女のことは去年発売したアルバム、A Seat At Teableが出るまで存じ上げなかったのですが、ソランジュの話題作『A Seat At The Table』を読み解くソランジュとビヨンセ ある姉妹の2016年の「プロテスト」こちら2つの記事が彼女のこと、A Seat At Teableがいかに社会的なメッセージを持つアルバムかということを知ることのできる記事でした。静謐なトーンで一貫したサウンドである本アルバムは、ソランジュのやり切れない怒りと悲しみがこめられているのですね。

 

細野晴臣 / 悲しみのラッキースター

細野さんのアルバムは、HOSONO HOUSEトロピカル三部作くらいしか聞いた事がなかったのですが…。なんでもHOSONO HOUSE以来38年ぶりの全曲ボーカル・アルバムとのことで、シンプルだけど芳醇なサウンドと、肩の力が抜けた飄々とした低い歌声がなんともリラックスさせてくれる、時代を問わず聞き続けられるマスターピースなアルバムです!アルバムの中では少し陰鬱な、ローズマリー・ティートゥリーがお気に入り。

 

Atoms For Peace / Ingenue

Radioheadのトムとレッチリのフリーの、夢のようなコラボがあるなんて知らなかった。Ingenueとは純情な娘という意味。MVの女性ダンサー(日本人の高瀬譜希子さんという方らしい)の起用はそこからかな。揃いのツイードのスーツを着た二人が、同一人物に見えたかと思えば、分裂するような動きをしたり、お互いを支えあうような踊りを見せる。3:40あたりの唯一カメラが寄る、トムが女性に優しく抱きかかえられるカットにぐっときます…。

 

口ロロ/ ふたりは恋人

実験的音楽ユニット口ロロ。今までなんとなく聞かず嫌いをしてたけれど、こちらの企画(堀込泰行×口ロロコラボ楽曲「バース・コーラス」)でその楽曲の良さを知り、2016年かなり聞きました!通算9枚目のアルバム「Japanese Couple」収録。ミニマルな展開の楽曲も収録されており、巡り巡る季節を思わせる。毎日の生活は同じことの繰り返しのようにみえても、時がたつにつれ少しずつ二人の関係性も変わっていく。生じる軋轢や倦怠、その関係のかけがえのなさに焦点をあてた本作品の雰囲気はどこか儚げで、聞き終えたあとも後ろ髪引かれるような余韻を残します。リプレイが止まらない、ささやかな良さのあるアルバムです。

MVの、そこにいるだけで切ない(失礼かしら)、森翔太さんの存在感が良い…人で溢れた渋谷の横断歩道でくす玉の紙吹雪をあびる森さんはどこまでもひとりで、けれど輝いて見えますな。

 

⑪Frank Ocean / Nikes

Blonde

Blonde

  • フランク・オーシャン
  • ポップ
  • ¥1500

 

去年の夏発売されたフランクオーシャンの2ndアルバム、Blondeに収録。

本アルバムからは非常に内省的で静かで美しく悲痛な印象を受けました。前作Channel Orangeリリース時に、自信がゲイであることをカミングアウトしたそうで、 LGBTであるからこそフランクオーシャンは深い愛の表現ができる、みたいな記事を何個か読んだけれど、そこにスポットがあたらないような、性別も異性愛も同性愛も関係がない世の中にますますなっていくことを願いますね〜もはや性別がどうのとか古いよね。

 

⑫KING / The Greatest

ロサンゼルスの女性3人組ユニットKING。多重録音が美しい、ドリーミィなR&Bでドンピシャリハマりました。サマソニでパフォーマンスが見られてよかった!

 

⑬James Blake / I Never Learnt to Share

歌詞は以下のたった2文のみ。

My brother and my sister don't speak to me
But I don't blame them 

うねるような歌声が、なんだか癖になります。

 

⑭Mayer Hawthorne / I Wish It Would Rain

甘い歌声と甘いメロディ、好き…。10年代(という言い方は根付いているのだろうか。)らしからぬレトロ感に溢れてます。

 

Cero / 街の報せ

3rdアルバムの初回特典としてついていたCD-Rの音源を再度パッキングしてリリースされた3rdシングル。3rdアルバムの特典でトートバッグ付きのものを買ってしまいどれだけ後悔したか…。リリースされたのが12月で、年末の雰囲気にぴったりでした。MVに映る、街に暮らす匿名の人々がなんだか愛おしいです。普通の生活が肯定されている気持ちになります。

 

 

ここに出てくる曲の入ったプレイリストを作ってみたので、よかったら聞いてみてくださいね〜

 

 

2017年のフジロックと同日にNYで開催されるパノラマフェスに、Frank Ocean、Solange、Nonameなどの出演が決まっているそうで、ちょっとがっかり…。

  

2017年もいろいろ聞きたいです!